〜接点なきサポーター 〜
『狐晴明九尾狩』を感激して感じたことが、見事に文章で表現されていて、感動してしまいました。
こぐれさんに感動して〜ここでまた、
マダムヴァイオラさんに感動しております。
本当に有難うございます。
*以下はブログを一部抜粋引用しました。
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まあ、本当に、うっとりだったよ。何回か着替えてたけど、基本は紫を基調とした公家風の着物姿。光沢のある紫の衣装がよく似合って、舞台の真ん中に立つと、それだけで光を放つ。呪文を唱える時には、眼が文字通りキラキラと輝き、その眼力に劇場中が魔法がかかったように骨抜きに・・・。公家姿のまま、両手に刀を持っての殺陣もあり、長い袖がひらりひらりと揺れて、激しい殺陣も舞のようなの。美しい!(実際は、袖を絡まないように勢いをつけながら回っての殺陣、相当な激しさに違いない。)
派手な変化(へんげ)を繰り返す悪役の利風に比べ、晴明は変化に乏しい。正義と優しさに満ちていて、揺らぐことがない。そういう役は実はとても難しいし、力量がいるんだよ。これ、中村倫也じゃなかったら、かなり退屈な主役になりかねなかった。
中村倫也の晴明は、「人間と狐から生まれた」と噂されるような、すこ〜し人間離れした感じがちゃんと備わっていた。いつも地面から数センチ浮き上がっているような、ふわふわした、捉えどころのない感じがあり、凄く自我の薄い人だった。利他主義を絵に描いたような人物として造形してた。怒りも憤りも戦いも愛も、全て自分のためではなくて、身体すら自分のものではないような感じ。目がいつも遠くを見ていて、光が宿ってる。そういう晴明として、片時も揺らがずに舞台にいた。
映像でも魅力的な彼だけど、今回は舞台でしか見られない魅力を見せてくれていたよ〜。素敵な役者だわ〜。
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*詳しくはコチラからどうぞ〜
http://madam-viola.tea-nifty.com/blog/2021/10/post-2cf85d.html
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ぼちぼち観劇活動を再開しています。再開したままいつまで行けるかな。
— マダム ヴァイオラ (@drama_viola) October 10, 2021
マダム ヴァイオラの観劇+α日記 https://t.co/3qMYpv27MK
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