〜接点なきサポーター 〜
『狐晴明九尾狩』
晴明&利風の再開場面
利風
「都に着いたのは昨日でございます。久しいな、晴明。」
晴明
「無事で戻ってなによりだ。星を見たか。」
利風
「ああ。だから朝一番で知らせに上がった。昨夜の禍つ星は、ただ事では無かった。」
晴明
「あれをどう読む。」
*ここの利風の表情
利風
「九尾の妖狐だ。大陸の大妖怪がこの日の本に渡ってきたのだな、あれは。」
晴明
「・・・・流石利風だ。」
・・・・・・・・・・
*ここの利風の表情
利風
「九尾の妖狐だ。大陸の大妖怪がこの日の本に渡ってきたのだな、あれは。」
この部分の利風の表情なのですが、
舞台稽古映像では、
真顔で話しています。
ところが、最近は
不敵な笑みを浮かべながら話すのです。
この変化はどういうことでしょう?
明らかに、途中から解釈が変わったということと捉えて良いですか??
解釈?
大陸から戻ったばかりの利風、
当然、周りも利風当人と思っているはずです。
そこで〜すでに九尾の本性をちらっとでも見せてしまっては、
すぐに晴明にバレてしまうのでは???
何故、途中から表情を変えたのか〜
残念ながら、
今のところ、解読不能です。
舞台ストーリーとすれば、
晴明
「僕も祈っている。及ばずながらな。」
と晴明は利風を試すのですが〜
利風
「頼む。」
利風のこの言葉で偽物と確信する・・
ですね。
・・・・とすると、
不敵な笑みを晴明は見逃さず、
そこで疑いを持ち、
「及ばずながらな。」で試す〜
という流れでしょうか。
ということは・・・・
利風の表情が、最近変わったと言うことは
より、物語の流れをスムーズにした
と言うことになりますね。
・・・・こんなに、
はっきりと表情が違っているなんて
あるんですね。
舞台って
やっぱり生き物ですね。