〜接点なきサポーター 〜
仲野太賀さんが倫也さんと重なってしまいます。
「八犬伝」・「ヒストリーボーイズ」
・「今日から俺は」・「この恋あたためますか」など、
お仕事も、何度かご一緒のときもありつつ、下積みと言うか彼も一生懸命、役者道を歩んできた感覚ですね。
今は、深夜のなんでしたっけ?南海キャンディーズの山ちゃん役も良かったですし、吉田羊さんがお母さん役?でしたっけ、あの映画よかったです。
人柄も誠実そうですし〜
今はキムタクさんとマックのコマーシャルなど〜
こんな長いインタビューが出ていました。
特に、倫也さんの事は載ってはいませんが、戦友の記事として
掲載いたします。
*あら!
よく見たら「素晴らしき世界」も
2月11日からですね。
・・・・・・・・・・・・・・
仲野太賀、15年目のブレイクの裏に長年の苦悩明かす「嫉妬がいかに野暮で価値のないことか知った」
2021-02-04
世間に見向きされずとも、“自分の好きな人に必要とされること”に救われてきた15年
――今年デビュー15周年を迎えられますが、目指す場所へなかなかいけない苦労や葛藤はありましたか?
仲野太賀やらされて始めたわけではなく、好きでこの仕事を始めたので、誰かに振り向いてもらえない時間が続くのはなかなかしんどかったですね。10代の頃は特に映画俳優にすごく憧れていて。でも自分はそういう風にはなれないんだっていうジレンマは、ずっとあったかもしれないです。
――それでも続けてこられた原動力は何だったのでしょうか?
仲野太賀一緒の志を持った仲間がいましたし、その都度手を差し伸べてくれる方がいたことが大きかったです。くすぶっていても、岩松了さんや石井裕也さん、深田晃司さんだったり、自分がリスペクトできる方たちに手を差し伸べてもらえたのがすごく心の支えになりました。
――必要としてもらえる場所があったんですね。
仲野太賀世間的には相手にもされないし、業界的に見向きもされていないけど、自分の好きな人に必要とされた時に、僕は役者をやっていていいんだと思えたというか。そういう出会いに救われましたし、「オマエいいじゃん」って肯定してもらえる時間が支えでしたね。
――では、うまくいかなくても辞めようと思ったことは一度もない?
仲野太賀“向いてないかもな”って思う時はありましたけど、他にやれることないですしね。12歳からこの世界にいるので、外の世界を知らな過ぎて。ここまできちゃったので、他にできる気がしないです(笑)。
――俳優人生の中で、転機になったできごとはありましたか?
仲野太賀18歳の時に、岩松了さんの演劇のワークショップを受けたんです。その時に、自分が思っている映画的なものが、演劇の世界にもあるんだって気付きがありました。世界が広がりましたし、自分が求めているものは、媒体やコンテンツに限らずあることに気づかせてもらいました。
“比較”や“嫉妬”が減ったことで変化「信じてやってきた道のりを、今ようやく愛せる」
――改めて15年間を振り返ると、どんな思いですか?
仲野太賀今思うと、あっという間でしたね。でも、この先30年40年この仕事を続けると思うと、ちょっとぞっとしますね。楽しいことばかりではなかったので、それが2倍も3倍も続くとけっこう地獄だなって(笑)。
――昨年は映画7作連ドラ2作と、ここ数年で益々活躍の場を広げられている印象ですが、ご自身の見られ方に変化は感じますか? 2019年にはオリコンの『ネクストブレイク俳優ランキング』で3位にランクインされていました。
仲野太賀あはは!そうなんですか!?(笑)。まさか自分がランクインするとは思ってもみなかったので、嬉しいです。少しずつ責任というか、まかされた役の重さはウエイトが増えてきているかなと思いますね。
――いまや唯一無二の存在感を確立されているように感じますが、仲野さんらしさはどんな部分にあると思われますか?
仲野太賀自分ではわからないですけど、自分の立場はわきまえてるつもりというか(笑)。前に出る時は出るし、引くときは引くし。チームプレイだと思うので、協調性はあると思います。
――刺激になっている方はいますか?
仲野太賀みんなからたくさん刺激をもらっていますね。菅田(将暉)や染谷(将太)、女優さんも有村架純さんや吉岡里帆さんと、同級生にトップランナーが本当に多いんですよ。特に男はこの世代みんな仲がいいので、普段からコミュニケーションを取っています。昔からやっていると、途中で違う道に進む人もたくさんいるので、現場で昔から知っている俳優さんと再会するとすごく嬉しい気持ちもあります。
――それこそ同世代の俳優さんが次々とブレイクされる中、嫉妬する気持ちはなかったのでしょうか?
仲野太賀10代20代の頃は比較してばっかりでしたけど、昔よりだいぶ嫉妬みたいなものは減りました。比較することが、いかに野暮で価値のないことかに気づき始めたんですよね。やっぱり誰にもなれないし、自分ができることを信じて手探りでやっていく以外ないかなって思います。
――では今は嫉妬のようなものはない?
仲野太賀今だって悔しいなと思う時もあるし、自分に対する情けなさを感じる時もあるんですけど、自分を信じてもいいかもしれないと思えるようになってきました。運よく今回のように手を差し伸べてくれた西川さんのような方がいるし、自分が15年間信じてやってきた道のりを、今振り返ってみるとようやく愛せるというか。うだつの上がらない時も、無駄じゃなかったと思いますね。
映画『すばらしき世界』
配給:ワーナー・ブラザース映画
2021年2月11日(木・祝)全国公開