〜接点なきサポーター 〜
ずっと以前から、
映画やドラマを見ていて
違和感を感じる時があります。
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ストーリーの大切な場面で
主人公などの顔の
表情を(表情の変化)を
アップで取る場面、
カットが入ってすぐに
別方向から顔のアップ!
物語の流れだと、
前回の表情のままのはずが、
真顔になっていたり、
無表情になっていたり〜
カットが、
入ると表情が繋がらない!
または、大切な場面で
相対する二人を交互に
映像を捉えるとき、
表情が繋がらす、
違和感かある場合があります。
それが映画やドラマの普通です。
そんな違和感は
良くあります。
ところが驚いたことに
「中村倫也」さんは
表情が繋がるのです。
カットが入っても
ほとんど違和感を感じない
のです。
これまで、こんな俳優さんは
見たことが無いかもしれません。
それに、気がついた時、
鳥肌立ちました。
もう一つ
慌てたとき、
驚いたとき、
動揺したとき、
目が泳ぐ演技がありますが
大抵の役者さんたちは、
大きく瞳を左右させます。
しかし
「中村倫也」さんは、
そのキャラクターによって
全く違うのですが、
瞳の動きが
消して大げさではないのです。
それが自然な感じに
見えるのですね。
吉野監督が
「中村さんは、性格や、
前後の繋がり、
カメラのアングルなどを
考えて演じてくれる」
と言うようなことを
仰っていました。
だから、カットが入っても
違和感なく繋がるのですね。
見えない部分の細部まで、
合わせていく・・・なんて
思っている以上に
凄い人なのかも
しれない・・です。