中村倫也company〜「独立した物語」

〜接点なきサポーター〜

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ネタバレになりますのでご注意ください。

「ファーストラヴ」で

大好きなシーンは


大学時代のデートシーン

「無機質」の曲に乗って

一つの独立した物語として、

完結している感覚なんですね。


別に一つの物語として、ポンと置いてくれたことで、とても楽しい時が現実あって、

そこまで壊されずに

宝物のようにあることが、

心の救いになりました。


この映画は何度見ても、

涙が溢れてしまいます。

心の中の傷が、

完全に癒やされることは

無いのだろうと思いつつも、

このデートシーンは、

傷んた心を癒やしてくれます。

それは観ている側、

観客の心も救ってくれるのです。

あの場面が無かったら、

どんなに感動したとしても、

何度も見ることはできないでしょう。


不思議なことに、

あのシーンは、海辺で完結しています。

・・・と思うのです。

その後のバスに

乗り遅れてホテルへ・・・

その後の一気に急降下していくシーンを

繋がりなのに


切り離してくれたことは、

大いに、救いになりました。

あのホテルでの衝撃的な結末と

一色端になっていたら、

前半の救いは、全く消えてしまい

苦い心の傷が、増えただけの

重いものになってしまうでしょう。




映像は繋がっていたのに何故

あのデートシーンが一つの物語と

感じたのでしょう。


・・・・と考えてみると、

映画の公開の前に先行する形で

「無機質」のミュージックビデオが

解禁されていました。

独立したものとしてすでに

焼き付いていたのかも知れません。



しかも、「無機質」の映像と

全く同じ映像というのが嬉しかったし、

感動しました。




さらに映画の中で

バスに乗り遅れてしまうシーンでは、

もう曲は流てい無かったのです。



なるほど・・・・

曲によって、場面の展開を作ったんだ

と思いました。


いやいや珍しいことでは無いにしても、

この場面に関しては、

絶大な効果だったと思うのです。


そこで救いの物語があるかどうかは、

この映画のヒットにも繋がる位の

構成だったと思います。

実際、私はもうすでに○回も

観てしまっていますから。

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さらに

監督もこの場面は好きなシーンだったと語っている

以下は、対談の抜粋

・・・・・・・・・・・・・・



「堤監督と倫也さん」



堤:うん、分かります。でもね、中村さんに仕事のオファーがたくさん来るっていうのは、今回よく分かりました。中村くんのお芝居は、あまり表情が変わらないのに、迦葉の裏側の想いがシーンごとに全く違って見えるんだよね。これはすごいことです!


堤:僕は今回、ほとんど中村さんに演出をつけていません。大学時代の回想シーンのときに少しだけあったかな。

中村:たこ煎餅のところですかね。

堤:由紀とのデートシーンで、大きなたこ煎餅で顔を隠したり、パッと顔を出したりするやつ! 撮影のときに「ちょっと、こうやってみて」と指示する自分も恥ずかしかったですよ。あんな演出は20代の頃のPV撮影以来ですよ(苦笑)。もう65歳ですから! でも僕は、回想シーンの中村くんの芝居がすごくお気に入りなんです。

中村:そうなんですか?

堤:大学時代の由紀と迦葉は、互いに繊細な状態なので、迦葉は由紀に対して少し俯瞰で見ているような目線が必要でした。よく観ると、あの場面の迦葉は“目の輝き”がないんです。中村さんの演じる迦葉の黒目がちな感じが、とても印象的で驚かされました。

中村:ありがとうございます。





中村倫也中村倫也中村倫也