中村倫也Company「『狐晴明九尾狩』戯曲本にはないけど〜」

〜接点なきサポーター 〜

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『狐晴明九尾狩』

悲しい場面のはずが、

コミカルな場面に〜








第六景

晴明がタオフーリンに殺され

悲しみの中タオフーリンは、

晴明を埋葬する場面・・・・


*以下は戯曲本から引用しました。
・・・・・・・・・・・・・・・
タオ

ごめんなさい、晴明さん。私のために。

でも、パイは必ず私が止めます。





晴明の亡骸を見つめる。このままにしてはおけないと、草むらの中に引っ張っていく。と、牛蔵か出てくる。




牛蔵

一人じゃ重いぞ。





白金

手伝うから。






タオ

あ、ありがとう。



と、三人でかついで草むらに晴明の亡骸を隠す。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆



と、牛蔵か線香を、白金がおりんを持ってくる。




白金

はい。





タオ

あ、何から何まで。





と、おりんを鳴らして合掌して祈るタオ。




タオ

成仏してください、晴明さん。






と、拝んでいるタオの後ろから晴明が現れて、一緒に拝む。気配に振り向くタオ。
晴明がいるので驚く。




タオ

晴明さん!(そこで初めて牛蔵と白金が復活していることを認識する。ここまでは動転していて気が回らなかったのた)あ、あなた達も。生きてたんですか、晴明さん。





晴明

ええ。





タオ

って、ちょっと待って。



・・・・・・・・・・・・・・・


戯曲本には書いていない部分てすが、

実際には〜


上記の☆の場面で


草むらから、晴明が

『あべのせいめい』と書いてある長い木の板を持って現れ

タオに


晴明

これを使ってください。



と、いいます。



受け取っていながら、タオは

晴明であることには・・気付きません。






この部分、とても悲しい場面なのに、

一気にコミカルな感じになります。


観客から


笑い声ももれています。



・・・・・・・



いのうえさんの演出なのでしょうか。






晴明が登場する場面〜




観客へのサービスだったのでしょうか。




晴明は!亡くなっていないはず・・・


とは思っても悲しい場面です。



それが、

コミカルに程なく登場することで、

わー!大丈夫だったんだと観客は、

安堵します。





観劇しながら、

観客はいつの間にか、

晴明のファンになっています。



この晴明は、何か守ってあげたいと言う

母性本能もくすぐっているのでしょう。


強くて、かっこよくて、優美で、


でも、少年のようで〜






・・・・・あれ、

中村倫也さんじゃないですか。


当て書き凄いですね。



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