〜接点なきサポーター 〜
『狐晴明九尾狩』戯曲本
ここ一ヶ月、
この本が愛読書になっています。
安倍晴明は当て書きと仰っていましたが、
中村倫也さんの事を本当に
分かっていなければ、
この当て書は成立しないでしょう。
元方院
「・・・・こう、ほにゃらあっとしてすとんとした顔に腹が立つのじゃ」
(倫也)晴明をこの一つのフレーズで
なんと上手く表現されていることか〜
中島かずきさん作だからこそ
あそこまで、
倫也さんが生きた晴明になったのでしょう。
今回の『狐晴明九尾狩』を通して
素晴らしい出会いと言うものは!
偶然訪れるものではないと
おもいました。
中村倫也さんの仕事を若い頃から
観ていて・・・だからこそ〜
中島さんは当て書きができたのでしょうし〜
また、倫也さんは
芝居を自分の生涯の仕事と決めたときから
どんな時でも、
真剣に、楽しんで、ストイックに
取り組んできたからなのだと
思えるのです。
当て書きとは、
なんて
心地の良い響きなのでしょう。