〜接点なきサポーター 〜
中村倫也「仲悪い」発言で焦らせた勝地涼みて「うそうそ」と笑顔で和気あいあい！エキストラたちへ「“裏の主役たち”」と温かな目線や広瀬アリスへボソリとツッコミ
俳優・中村倫也（33）が2日、東京・渋谷で映画『サイレント・トーキョー』（監督：波多野貴文／配給：東映）公開直前渋谷ジャックイベントを佐藤浩市（59）、石田ゆり子（51）、西島秀俊（49）、広瀬アリス（25）、井之脇海（25）、勝地涼（34）、波多野監督とともに開催した。
作家・秦建日子氏がジョン・レノンの名曲『Happy Xmas（War Is Over）』にインスパイアされ執筆した小説『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』が原作。クリスマス・イブの東京を舞台に、群衆を襲うテロの凄まじさと、巻き込まれ翻弄されていく人々の心模様を克明に描き出す群像劇のクライムサスペンス作品となる。
中村は劇中で不可解な行動を
とる孤独なIT起業家・
須永基樹（すなが・もとき）役
を演じる。
公開2日前の直前となった
この日、
キャスト陣7人が2階建てバスに
乗り込み、
映画の中で連続爆破テロが
起きてしまう
スクランブル交差点を中心に
渋谷を周遊するという
ゲリライベントを開催。
しかも、
スクランブル交差点をバックに、
ド迫力の画作りも行い、
物語の重要な舞台となる渋谷を
満喫することとなった。
中村はスーツ姿で現れ、
第一声から
「不可解な行動をとる孤独な
IT起業家・須永基樹役を
演じました中村倫也です」と、
設定をそのまま読み上げ
ニヤリと笑い、
報道陣とキャスト陣を
沸かせることに。
渋谷をバスで回ってみて、西島が「2階の人たちと目があったり、3階の人が手を降ってくれたり、目線がかわるだけでこんなに違うんだって」と新鮮な驚きがあったのだとか。
そんななか、
中村へはきょう一緒に行動を
ともにした7人とどこか行くなら？
という質問が振られ、
中村は「うーん」と、
一拍置いたあと、
「宮益坂の方にゲーセン、
ボウリング、ビリヤード、
卓球となんでもござれなビルが
あって、昔遊びに行ったなって、
勝地と話していたんです。
そこに行って遊びたいな」と、
話す。
これにその昔、勝地と一緒に
遊びに行っていたのかと
司会が反応すると
「世代が一緒で、
お互い一緒ではないけど、
行ってたなって、
しゃべってたんです。
一緒には行ったことないです。
仲悪いんで」と、
中村が言い出すと勝地が
焦りだしたが、
中村は「うそうそ（笑）」と、
ドキっとさせるのに
成功したのに満足したのか、
楽しげ。
続けて、広瀬にも7人と一緒に行くならという質問が振られたが、広瀬は「TSUTAYAで漫画をいっぱい買って帰りました」と言い出し、中村が「このメンバーで遊ぶならだよ」と、ボソリとツッコミ入れ、広瀬は赤面と和気あいあい。
さらに、渋谷をバスで回っている際に、広瀬はお遊びで“彼氏とデートなう”と中村、勝地、西島と一緒にカメラで撮影していたのだとか。
勝地はそのときの中村へ
「撮られるときに、
キリッとしていたりしていて」
というと、
広瀬も「2人の素敵な写真が撮れたので、いつかみて頂ければいいなと」と、OKが出ればだが本作のプロモーションで拝むことができるかもと反していた。
続けて、映画の中に登場する渋谷のスクランブル交差点のシーン撮影の話題へ。実は、渋谷ではなく栃木県足利市につくられた巨大オープンセットでの撮影していたそうだが、
中村は、
「（セットの）出来が良すぎて、
途中まで足利だと思わないくらい
だったんです。
でも、『違うわ、これ足利だわ』
と言うくらいのクオリティー
になっていますし、
深夜に（エキストラ）
1200人くらいの……“裏の主役た
ち”がいっぱい映っているなと
思いましたね」と、
エキストラらへ温かい視線を
向けていた様子を窺わせていた。
イベント後半には、
役のキャラクター目線で作品を
見てみるとどうかという話題と
なり、
中村は「僕の役の目線は難しいの
であれなので、僕自身として。
渋谷でテロがあるという
フィクションという感じですが、
リアリティーがすごいんです。
映像になってより
自分の隣の席にいるくらいの
距離感というか。
観てくださると、
いろんな考えが
芽生えるでしょうし、
感想とか考え方が出てくると
思います。
1つの作品というのは
記憶に残ったり、
考えたりするきっかけになると
思います。
そういう映画になっていると
思います」と、
アピールしていた。
