~ 接点なきサポーター ~
*冒頭部分で先ずは、住職はアビゲイルではなかったことで一安心します。
さんかくでの
杉森と太郎君の哲学問答!!
この場面でのやり取りを目を閉じて聞いてみると、太郎君の話すことばの抑揚と声色が絶妙で・・・静かに語っているのにしっかりとインパクトが聞いています。
ここは、名場面ですね。
そして、展子さんの生い立ちを
太郎君に映子さんが話す場面と住職が太郎君たちに話す場面を合わせて描くのは単なる過去の話ではなく、展子さんを大事に思うそれぞれの立場からの話を組み合わせることで深い内容になったと思います。
さらに、そこに彩さん(太郎君が展子さんの生涯を聞き取りでまとめた津刷り)によんでもらい、マインドコントロールを解こうとする場面も加わります。
その中で、彩さんの心の葛藤を映子さんに打ち明ける場面も・・
ごちゃごちゃになりそうなのに、ちゃんと物語が進んでいきます。
そして、・・・
涙ながらに語る太郎君、なんとか彩さんのマインドコントロールを解こうとします。
彩さんが涙を流した時・・・
マインドコントロールはとけたのでしょう。
しかし、たくさんの人たちが待っている!という使命感で儀式会場に向かう彩さんが観た幻は、
かつて、太郎君のお父さんと展子さんが出会った場面とリンクしたのでしょう。
お父さんも彩さんのマインドコントロールを解くことに一躍買ったことになるかどうかは分かりませんが、きっと見えないところで導いていたのでしょうね。
町長も、ある意味浮気相手に騙されてアビゲイルに利用されましたが
最後の最後に、ハヤブサのために放送室を解放してくれました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・