〜 接点なきサポーター 〜
*感動の論評あろがとうございます。
『スイミー』は小学校で習う誰でもがしっているお話。
綿郎が御子神に『スイミー』の話をします。御子神は弱者を鼻で笑います。
それが伏線となって、小さな小さな町弁が1カ月間かけて53本の吸い殻を集めます。
『スイミー』のお話の小さな魚がたくさん集まって・・・が1カ月間かけて53本の吸い殻に結びつくのは、潮法律事務所の全員が全力で強いものに立ち向かう姿です。
裁判の最後に綿郎が・・・「小さな小さな事務所が・・・御礼申し上げます。」と頭を下げる姿にスカッとしました。
最後の羽男が石子にトラウマを断ち切った傘は・・・
拓が書いた『晴』を青色と蒼色が混じっている色で書いた『書』に繋がっています。
大庭が「晴れていたら傘をさしかけなくてもいい・・」
羽男が差し出した傘は、蒼色(あおいろ)でした。
かさを差し掛けて、晴れにしたのでしょう。
石子が歩きだすと羽男は傘を閉じます。空は素晴らしい晴天です。
さらに、この傘の蒼色は蒼生の気持ちも含まれているのでしょう。
『スイミー』の話は綿郎から石子と羽男へ〜
『晴れ』の話は大庭から石子と羽男へ〜
どらまの細部に張り巡らされた伏線と深い意味は、何度も〜リピートすることで見えてきました。
これはもうサスペンスの謎解きよりも数段面白いことに気付きました。
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