中村倫也Company〜「彩の国シェイクスピア講座番外編『ヴェニスの商人』勉強会」

〜接点なきサポーター 〜

「彩の国シェイクスピア講座番外編『ヴェニスの商人』勉強会


面白かったです。

歴史的な背景やシェイクスピアの戯曲の作り方、

人間は、一面だけではない・・・

ポーシャは憧れの象徴

美しく、優しく、賢く、お金持ち

そんな彼女も


肌の色に対して差別の言葉を言うのです。


花婿候補たちが入れ代わり立ち代わりやってくる。

「あの肌の人には早く帰ってほしい」


その時代は、普通に思われることも〜

現代では人種差別になってしまう。


さらに、


蜷川幸雄さんの

ヴェニスの商人』のことも〜


蜷川さんは、なかなか『ヴェニスの商人』をやろうとしなかったようです。

それが、市川猿之助さんからの

「是非!ヴェニスの商人をやってほしい。そして、シャイロックをやりたい。」と強いオファーで蜷川さんはやることを決めたようです。


・・・・ところで、

シェイクスピアは、

アントーニオを主役にしていましたが、

舞台の内容は〜実は、

シャイロックが、主役なのだろう・・。



・・・・蜷川さんと〜の話の中で・・


裁判のとき

ポーシャは、肉1ポントを切るとき、血一滴も流してはならない。
という言葉を

いつ考えたのか???


・・・・・??

蜷川さんは

ポーシャは最初から思っていたという見解だったようです。



・・・・・

これまでも、女性が変装するものはあったけれど、変装することで終わっていた。



ところがポーシャは、変装して裁判をし、判決で、法のお告げをした。

言わば神になったと・・・



・・・・・・・

さらに、



舞台の最後、蜷川さんは演出せず



猿之助さんに自由にやってくださいと仰ったようです。




カーテンから顔を出し・・・


十字架を握るその手から血が流れる〜

キリスト教ユダヤ教、人種差別

ユダヤ人の悔しさ〜

多くのことが含まれる表現でしたね。


・・・・・・・・・

オールメールの話から


なんと・・・・

中村さんの話が〜


松岡さんは、

翻訳して、稽古場にも顔を出していたようです。


松岡さん
「倫也くんのポーシャは

今までのポーシャのなかで最高です。

まだ、世に知られる前でしたが、

最高です。」

と仰ってくださいました。



さらに〜


箱選びのときに流れる曲のことで〜


どういう意味なのかを倫也くんに聞かれて〜、

ヒントが隠されている話をしたようです。


銅を意味する言葉と同じことばが

入っていてよく聞いてみると

ヒントになっているというのです。

ブレッド、レッド、ヘッド〜

というように、だそうです。


すると倫也くん

「わかるように読み込んで訳して・・・」と言ったようです。



その後の『ヴェニスの商人』の本には

ちゃんとわかるように、訳してあるのだそうです。


・・・・・これ!


役者の一言で

本の訳まで変えちゃった・・・


すごくないですか。


・・・本、


買って見ようかしら〜。


・・・・・・・・・・・・・・


理解を深めたいと思い、講座に参加しましたが、

まさか・・


中村倫也さんを絶賛してくださるなんて・・・


最高に幸せを感じてまいりました。

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