〜接点なきサポーター 〜
シリーズ
冬に生きる
心を込めて 雪国の和紙
書道のドラマに出演したことから和紙に興味を持ち〜
＊2010年
ドラマ8
「とめはねっ！ 鈴里高校書道部」
NHK
2010年1月7日〜2月11日
勅使河原亮 役
・・・・・・・・・・・・・・・
中村
書道の和紙は表がザラザラだったりツルツルしていたりするんです。
生活に使う和紙と言うことで、・・ふふふ
想像がつかないですね。
何が違うのか、一緒なのかもわかんないですけど・・
でも、そういう(うん) 日本の文化に
触れたいなあとワクワクしています。
暮らしに使っている和紙をみせてもらいました。
山中和紙
少し黄色みがかって〜
かつては100件ほどあったが
今では2件・・・
紙すき職人のところへ
清水さん
自宅の裏の田んぼで、こうぞを太陽と雪で自然漂白
・・・・・・・・・・
中村
あは〜
スゴーイ
雪のジュウタンだっ！
ここで・・・
この中にあるんですか？ こうぞが〜
あ〜 あ〜
もうちょっと凍ってますね。
清水
こっちのほうが、白いと思うんだけど〜
中村
あは〜 すご〜い
真っ白じゃないですか もう〜
ああはは 重たい〜
これでどのくらい・・
清水
1週間以上・・
清水
自然の雪を利用して・・昔の人は、
ようこんなことを考えてなあ〜。
雪と共に生活しておる。
雪が降るで、きれいな水があるし
きれいな水があるで・・それで和紙作りと言うことで・・
中村
柔らかくなってますね。
清水
広げると網の目のように・・
中村
あ〜 ホントだ。
和紙の元を見た気がします。
清水
ホントに昔のまんま・・
中村
手作業・・・
清水
うん こだわって(ハハ) 昔ながらの
この土地で育てた原料で
自然の雪で作った、
薬品も使わずに、
それが、
使い道によっては何百年も残る・・
中村
あ〜
清水
そうな・・
洋紙の場合はやっぱ
何十年・・・
中村
ん〜
清水
何百年も使える和紙・・残っていく
虫も食わずに〜
中村
へ〜
温めた真鍮の板で乾燥
中村
どんなところに気をつけているんですか。
これ・・何か
気をつけているところとかあるんですか？
清水(妻)
シワにならんように
中村
あ〜
シワが均等に伸びて乾燥されるように・・
あ〜
中村
あ〜
もう乾燥しました？！
張りがありますね。
ピントして〜
清水
こちら側が〜
中村
そうですね。
あ〜ツルツルしている方が
表なんですか。
あ〜
凄い！
ちゃんと、こうぞの繊維が見えますね。
あ〜
中村
あ〜
わ〜 全然破けない！！
こっからちぎれちゃたりしますよね普通！
あ〜強い
え〜
丈夫なんだ〜
え〜
薄いのに、強いんですね。
中村
これ、
紙を選別されるとき、
紙のどういうところを
見てらっしゃるんですか？
中村
和紙は、心が映ると仰っていて
和紙をすくときに、
考え事をしていたり、
心配事があったりする時に和紙をすくと、
あまり出来が良くなかったりするって
仰っていて
だから、
愛情と、情熱と誇りを持って
魂を注いでいるというか〜
また、冬の厳しい環境の中で、
その自然を活かしてこそ
良い紙が作れるってことで〜
ホントに、労力をいとわず
1から手作りで、
やっているという事が凄いし
驚きましたし
感動しましたね。
・・・・・・・・・・・・・・
このドキュメンタリーを観ていて、
私も職人さんの凄さと、
・・・好きなようにやっているという、
仕事を愛している姿がとても心に響きました。
こんなに冬の厳しいときの辛い厳しい作業なのに、
こんなにも、プライドを持って楽しんでやっているのだと〜
感動と・・それに合わせて
自分の襟も正さねば！
と思いました。
素晴らしいドキュメンタリーを
見る事ができました。
有難うございます。
＊倫也さんの・・若い頃の鼻に掛かったような声が〜
あ〜！若いころだ・・・と楽しめました。
