〜接点なきサポーター 〜
監督が語ってくださいました。
抜粋した記事です。
引用させていただきます。
どうぞご堪能ください。
――中村倫也さんも演技に定評がある方ですね。
彼がなぜこれほどまでにいろいろな作品に出ているのかが、仕事をしてみて分かりました。声の質や表情をそんなに大きく変えないけれど、そこにおけるちょっとした悲しみや怒り、焦り、人間との距離感をふわっと見せてくる。しかも、攻めと引きを心得ているのだから、すごいですよね。
中村さんにも迦葉についてのきっちりとした説明はしていません。しかし、裁判のシーンについては監修に入った弁護士の方からお話を聞き、実際に裁判の傍聴に行くなどの仕込みをして、この作品を正しく理解していましたね。それは北川さんも芳根さんもそうでしたが、特に理解力の高い方でした。
20代のシーンも演じてもらいました。言うのは簡単ですが、演じるのは難しい。でも10年くらいの時代をやすやすと乗り越えて大学生に見えてしまう。これは役者だなとびっくりしました。