airaingood’s blog

2023年3月25日大安吉日、中村倫也さんが水卜麻美さんと結婚したことを公表しました。これからも、応援していきます。

中村倫也company〜「彼の言葉なのだが〜なぜ自然に涙が流れるのか・・彼の言葉は・・奥の方に入って行く・・」

〜接点なきサポーター 〜


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この記事を読んでいるうちに、

自然に涙が流れていました。

こんなに、生きるということに、

真面目に立ち向かっている

人は他にいるのかと思うくらい・・



もちろん一生懸命仕事をして、

一生懸命人生を歩んでいる

人はたくさんいます。


ただ彼の場合、

毎日の日常にしても、

生きるということを、

見つめながら生きている・・

と言うか、

非常に哲学的と言うか、

客観的に評価し、

客観的に軌道修正まで〜、

なんとなく〜がないような・・




考え尽くしている〜


役者としても〜。

客観的にチェックを入れるから、

何度やってもブレないのか〜

計算し尽くしている役作り、

嫌? 

やっぱり、考え尽くしている?

と言った方が良いのか?!

とにかく、金太郎アメのような

どこを切ってもちゃんと顔が出てくる

見たいな感じでしょうか・・。

う〜ん・・上手く例えが出来ない。



やんごとなき雑談の記事の紹介です。

その中でも

この記事が一番感動しました。

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・・・・・・・・・・・・・・・

NHK連続テレビ小説半分、青い。』でスターダムにのし上がった2018年から2020年までの2年間に紡がれた、人間・中村倫也のリアルな日常、本音、思考がここに!
 本書には、中村が2年にわたり執筆した毎月約2000文字に及ぶ連載原稿(『ダ・ヴィンチ』2018年11月号~2020年11月号掲載)のほか、書き下ろしも収録。カバー、表紙、本文紙面に至るまで、本人のアイディアと思いが詰め込まれた。ロゴや挿絵イラストもすべて本人作、タイトルになっている“THE やんごとなき雑談”も本人の案によるものだ。

中村倫也
意味のない人生は寂しいから、なんとか理由を探そうともがく。その時間が「生きる」ということなのかもしれない。(中略)それらはきっと気高く価値のある、美しい奮闘だと思うのだ。
本書「やんごとなき者たちへ」より

 ユーモアとペーソス溢れる筆致で描かれるは、人気俳優の素顔、哲学、そして真剣な眼差し。本書の刊行に際し、中村は「この2年間、僕個人の生活の中で感じた本音とやらを、できるだけ丁寧に綴ってみた。つまり言い逃れのできないこれらは、恥部中の恥部だ」と語る。

〈肩の力を抜いて等身大の言葉を並べたい。上辺の透き通った水だけじゃなく、底に沈殿するヘドロもすくい上げるような文章を書きたい(「自意識の塊、夜の空を飛ぶ。」に収録)〉という思いに貫かれた本書。

 中村は“書く”という行為に本気で向き合い、時間を見つけてはエッセイの名著を何冊も読み漁った。文字で自らを表現することに食らいつくうちに言葉はみるみる研ぎ澄まされ、連載スタートから1年後には、原稿に編集からの赤字は一切入らなくなった。

「読者の皆様にも書き手の状態の変化や、文章力の微々たる向上も楽しんでもらえる作りにしたかった」(「書き下ろし」に収録)という本人の希望通り、連載記事は執筆された時系列順に並べられた。読者は俳優・中村倫也の思考の断片と同時に、文筆家・中村倫也の成長も感じることができる。

 綴られているのは、自意識過剰でモテたくて仕方なかった学生時代。クラスメイトに突然奪われたファーストキス。料理や掃除に買い物、たまの実家への帰省と親孝行、そんなありふれた休日。

 思うように進まない俳優業に、誰にも必要とされていないのかとコンプレックスを抱えては笑えなくなった日々、這うように見つけ出した答え。“カメレオン俳優”と評されてはそのブレイク後、呼吸ができなくなったこと。昨年、自粛期間中に襲ってきた、孤独と涙。そして尊ぶべき「生きる」ことについて……。時折顔を覗かせる“自意識”なるものも隠すことなくさらけ出す。

嗚呼、僕の自意識よ。お前はあの頃から僕の中にいるのだな。そして結局、今も変わらずにそこにいるのだな。
本書「あとがき」より

 癒し系でゆるふわで、ミステリアス。「つかみどころがない」俳優・中村倫也が、こじれた自意識を爆発させ、丸裸に! “ハマる人続出中”、その魅力の理由がここにある。

中村倫也コメント全文●
役者というのはお恥ずかしい仕事だなあと常々思う。人前で、カメラの前で、本気になって泣き喚いたり甘い言葉を吐いたり。自分の経験や感覚からしか生まれないそれらを多くの人に見せるのは、まるで恥部を晒しているような作業だなぁとも思うのだが、まだ「脚本だから」と言い逃れもできる。
さて、エッセイである。この2年間、僕個人の生活の中で感じた本音とやらを、できるだけ丁寧に綴ってみた。つまり言い逃れのできないこれらは、恥部中の恥部だ。そんなものが世に出るなんて…。しかし恥ずかしい時は敢えて大声を出すと相場は決まっている。だから声高らかに言おう。買ってくだしゃい!! お願いします!!!

■書籍情報
タイトル:『THE やんごとなき雑談』
著者:中村倫也
発売日:2021年3月18日(木)
定価:本体1200円+税
四六判 200P
ISBN:978-4-04-680300-9
発行:株式会社KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/322011000350/

著者プロフィール
中村倫也(なかむら・ともや)
1986年、東京都生まれ。俳優。2005年、デビュー。2014年初主演舞台『ヒストリーボーイズ』で第22回読売演劇大賞優秀男優賞受賞。2019年にはエランドール新人賞を受賞。近年の主演作に映画『水曜日が消えた』『人数の町』、連続ドラマ『美食探偵 明智五郎』『珈琲いかがでしょう』(2021年放送予定)など。


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