〜接点なきサポーター 〜
本日
「テミスの剣」
その後
「俺は君のためにこそ死にゆく」
を観ました。
なぜこのチョイスを
してしまったのが、
後でちょっと後悔しましたが〜
「俺は君のためにこそ死にゆく」
は、2007年
中村友也さんのころの
作品ですね。
特攻隊の19歳の青年
河合惣一役です。
考えてみると、
7月の今頃は
終戦間近で、日本は負けることが
上層部は
分かっていた時期でしょうから
最終手段の特攻隊で
沢山の青年たちが、
散っていった時期
だったのでしょう。
この映画を、見ていたら
特攻隊として突撃する前の
隊長からの言葉
靖国神社で会おう!
を合言葉に、
突撃したようですね。
この映画を、見ていて
ふと、あることが
思い出されました。
10年ほど前になるでしょうか?
桜が満開の頃の夜・・
靖国神社の街道を挟んで
手前のところで、沢山の人たちが
お花見をしていました。
ふと、
大きな鳥居を見ると
そこに沢山の
兵隊さんたちが
しがみついていました。
そして目線を街道の奥の
靖国神社の門の方まで、
何列にも並んだ
兵隊さんたちが行列で
ゆっくりと門の
方向に歩いています。
それ以来、
靖国神社に夜行ったことが
無いのですが・・・
全く、気持ち悪いとは
思いませんでした。
ただ、兵隊さんたちの
尋常ではない数に、
本当にあ然として・・・
この国は、
こんなにも沢山の若者を、
戦争で失うなんて・・
愚かな戦争に対して
腹立たしく感じたことを
思い出しました。
河合惣一は、
突撃する前日、
食堂のお母さんに
「死んだらどうなるの?
皆、僕のことを忘れて
しまうんでしょ。」
食堂のお母さん
「そんな事はないよ、
覚えているよ。」
河合惣一
「それなら、死んだらホタル
になってここに
帰ってくるから。」
戦死したあと、
食堂のお庭に
一匹のホタルが飛んてきました。
「惣ちゃんが帰って来た」
と、そこにいた兵隊さんたちを
呼んて、皆で同期の桜を
歌ってあげます。
河合惣一は、
絵を書くのが好きで、
動物が好きな優しい19歳の
青年でした。
(セリフがちょっと違うかもしれませんが、こんな感じの意味でした。)
「中村倫也」さんも
19歳の時の映画ですよね。
彼は、
同年代の
河合惣一を演じて
どのように、
感じたのでしょう。
画面の中の坊主姿の
「中村倫也」さんは
本当に可愛くて・・
我が子だったらと
涙が止めどなく流れて・・
しまいました。
映画の中では、
河合惣一のお母さんは、
気が触れてしまっていました。
生き残った隊長が
河合惣一の形見を実家に届けると、
息子だと思い隊長を抱きしめて
しまいます。
戦争とは、
本当に本当にあっては
ならない!!
国の罪ですね。
河合惣一は、軍艦に
叫びながら突撃していきます。
最後まで
凛々しい姿でした。
彼らがいたから、
私達は、
平和な時代を過ごす事が
出来ています。
しかし若くして
命が絶たれることは
どんな状況であっても
救いようのない
悲しみがあります。
日本のために戦って
戦死なさった
兵隊さん達のご冥福を、
祈ります。