〜接点なきサポーター 〜
「サイレント・トーキョー」
一回目は、
大きな目的として、
舞台挨拶がありましたから、
終わったあとの上映は、
なんとなく緊張感が
緩んでいたのかも知れません。
さて・・
須永目線で見ていたのですが〜
父親の
戦地から帰って来た姿は、
子供心に恐怖心と、
裏切り(父に裏切られたと思う)
そして、人間不信も植え付けられ
てしまったのでしょう。
成長過程で、
自然と人を避けるようになり
十分なコミュニケーションの
経験もないまま大人になり、
母親だけが彼の信じる人
だったのかも知れません。
人の心を読もうとしない須永が
母親のことを語るとき、
大粒の涙を流すのは、
本当に印象的でした。
ラスト・・
父親を理解することが出来、
人の心を取り戻した須永の姿は、
花を買い求めるシーンで表現
されていますが、
やっと彼の戦争が
終わったのだと思いました。
また、鑑賞したいと思います。
#中村倫也#須永基樹#サイレントトーキョー