~ 接点なきサポーター ~
*ネタバレあります。
池井戸作品のイメージが『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』『七つの会議』
等々ですよね。
イメージでドラマを観た人は脱落するかも~と心配もあります。
先ずは、読み進めていくとミステリーよりも、
素晴らしい自然の風景が飛び込んできます。のんびりした田舎暮らし・・・
不審火火災はあるものの、やっぱり素晴らしい自然の田舎暮らし・・・
都会とは違うゆっくりとした時間がながれています。
これだけでも、これまでの池井戸作品とは全く別物と感じることでしょう。
因みに、わたしはとても面白く一気に読んだのですが・・・
ところで、物語の展開なのですが、動き出すのはかなり後半です。
バタバタと動き出します。
それまでは、地元民との消防団の活動、飲み会
地元民に愛され馴染んでいきます。
来客のもてなしで
川での釣りの様子、ゴルフ
毎回だれることなく進めるのは至難の業かなとも思えます。
それこそ、相当、かなり上手い役者さんじゃないとかなりつまらなくなるかも知れません。
かなり難解な作品でしょうが、
中村倫也さんなら、きっと面白いものにしてくれるでしょう。