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中村倫也company〜「ネタバレ・青山とペイが接触」

〜接点なきサポーター 〜

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以下は記事引用です。

PlusParavi2021年4月28日 21:00
【ネタバレ】『珈琲いかがでしょう』青山とぺいがついに接触



月曜夜の癒し『珈琲いかがでしょう』(テレビ東京系)は第4話、早くも折り返し地点である。初回に登場した垣根(夏帆)の再登場、これまで青山(中村倫也)の後をずっと追い続けていたぺい(磯村勇斗)が青山の前に現れ、さらには、毎度の小さな変化が楽しい、小沢健二の『エル・フエゴ(ザ・炎)』流れるオープニングの中に、「珈琲を飲む金髪の青山」という過去を示すショットが挿入される。

青山の珈琲と、ゴンザから「昔のお前ならあり得ねえだろ」と言われるほどの優しいおせっかいは、菊川の止まっていた時間を動かすきっかけを作った。5年の歳月を経て、大切な人・ものを得て、大きく変わったゴンザと青山。一方で大切な人を失い、1年間もの間、変わることを拒み続けてきた菊川。「ガソリン珈琲」は、それぞれの生きる時間を感じる珈琲だった。



バリスタチャンピオンであるカフェ店主・モタエが醸し出す雰囲気が絶品だった2杯目「ファッション珈琲」。青山と並んでコピ・ルアックを堪能しているショットの美しさに思わず息を飲んでしまうほどだ。



青山の淹れる「特別な珈琲」の味が忘れられず、自分でも淹れられるようになりたいと、片道3時間かけてモタエのワークショップに通っている垣根と青山の「運命」かもしれない再会まで加わって、穏やかで尊い珈琲の時間が描かれるはずだった。しかしそんな素敵な予感は、同じワークショップの生徒である「箔付け」マダムたちの勢いにかき消されていく。



モタエが、珈琲の味を楽しむのではなく、映える写真を撮ることにしか興味を示さない、「箔」をつけたいだけの珈琲教室の生徒たちを一喝する言葉の数々はそのまま、何事も「加工し過ぎ」で本質を見極めようとしない現代人への警鐘だった。



初回において「丁寧に誠実に」を信条に、効率重視の時代の流れに抗うように仕事と向き合っていた垣根は、そんなモタエに寄り添うように「私は、美味しい珈琲を淹れたいので。それだけなので」と伝える。その言葉は、かつて青山がヤクザ事務所の組員である花菱(渡辺大)や弟分ぺいに殴られながら言った言葉と見事に共鳴し、彼らは連帯する。

これまで垣間見える程度だった彼の秘めた過去は、第4話において、徐々にそのベールを脱いでいく。青山が出会う、珈琲を愛する人々の優しく切ないエピソードと、青山を追うヤクザたちとの不穏なエピソードがせめぎ合う。なんといっても昔の知り合いであるゴンザ(一ノ瀬ワタル)を相手にした時のクールな青山と、モタエ(光浦靖子)を相手に「運び屋」の真似事をする時の穏やかモードな青山とのギャップである!こちらの情緒がどうにかなりそうだ。



一ノ瀬ワタル&山田真歩が演じるガソリンスタンドの強面夫婦が強烈な1杯目「ガソリン珈琲」。青山は、パンクしたタイヤの修繕も兼ねてゴンザの経営するガソリンスタンドに立ち寄り、珈琲を勧めても仏頂面で断るトラック運転手・菊川(野間口徹)と出会う。なんでも入院した妻(松本若菜)の病気が治るまで、願掛けのために大好きな珈琲を我慢する「珈琲断ち」をしているのだとか。



でも本当は、菊川の妻は一年前に亡くなっていて、彼はその死を受け入れることができず、ずっと珈琲を断ったままだったことが明らかになる。松本演じる妻は、明らかに序盤からこの世のものではない雰囲気を漂わせ、ただただ心配そうに何も言わず夫を見ている。だからこそ余計に、彼女は幽霊というより、その死を受け入れきれない夫の願望が形を為した幻なのかもしれないと思わせるところが切ない。



このドラマは、ただ静かに珈琲と向き合おうとする人々を描く。だが、そんな一見当たり前のことがままならないほど、現代は慌ただしい。彼らをそっとしておいてはくれない。



そして、遂に青山の前に現れたぺいである。ボロボロになりながらも珈琲への愛を語る青山を笑うヤクザと共にいながら、一人だけ傷ついたような顔で泣いていたぺい。やはり、ただ命じられたから青山を追っているだけの男ではないのだろう。第5話において、一体どんな彼らの人生の物語が明かされるのか。楽しみでならない。



(文・藤原奈緒/イラスト・まつもとりえこ)




【第5話(5月3日[月]放送)あらすじ】



「ほるもん珈琲」

ぺい(磯村勇斗)が目の前に現れ、ワゴン車の中で青ざめる青山一(中村倫也)。しかもカフェで再会した垣根志麻(夏帆)が、車まで青山を追いかけて来てしまう。青山の元仕事仲間だと自己紹介したぺいは、「静かなところで3人で話そう」と提案する。だがぺいの目的は青山を花菱(渡辺大)のもとへ連れていくこと。垣根を巻き込みたくない青山だが、垣根は保険だと逃がそうとしない。
青山の運転で移動中、垣根から青山の前職について尋ねられたぺいは、「強いて言えば清掃業」と答える。そして血や泥にまみれながら"清掃業"をしていた当時について語り出す。



「初恋珈琲」

ある理由でぺいは花菱(渡辺大)らから殴る蹴るの暴行を受けることに。自分の真っ赤な血を見ながら、小学校時代の初恋の相手が背負っていた、真っ赤なランドセルを思い出す。少年時代のぺい(込江大牙)が恋心を抱いたのは、席替えで隣同士になったひとみだ。家が貧しく父親に暴力を振るわれ、早くも人生に絶望していたぺいにとって、ひとみは天使だった。そんな折、ひょんなことから、ひとみの家で手作りの珈琲ゼリーをごちそうになる。苦くて甘くて冷たくて・・・それはぺいにとって初恋の味だった――。
一方青山は、垣根に珈琲にハマるきっかけになった、ホームレスのたこ(光石研)との出会いを打ち明ける。



◆番組情報

『珈琲いかがでしょう』

毎週月曜23:06よりテレビ東京系にて放送

出演:中村倫也夏帆磯村勇斗ほか
地上波放送後に動画配信サービス「Paravi」では本編見逃し配信のほかに、Paraviオリジナルストーリー「珈琲"もう一杯"いかがでしょう」を独占配信中



【公式HP】https://www.tv-tokyo.co.jp/coffee_ikaga/

【公式Twitter】@tx_coffee
【公式Instagram】@tx_coffee_ikaga


(C)「珈琲いかがでしょう」製作委員会



中村倫也#珈琲いかがでしょう#中村倫也