~ 接点なきサポーター ~
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news.yahoo.co.jp
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*以下の文章は上記の記事の内容を引用したものです。
推しが中村倫也さんであることに埃が持てる記事の内容ですね。
本当に、出来ないことはないのでは??という彼の凄さが記事になっていて感動しました。
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番組Pが中村倫也主演「ハヤブサ消防団」について語る
中村倫也が主演を務める「ハヤブサ消防団」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の最終話が9月14日(木)に放送される。その放送に先駆け、テレビ朝日プロデューサー・飯田サヤカ氏に直撃インタビューを行った。
■「ハヤブサ消防団」とは?
同ドラマは、山あいの小さな集落を舞台に描かれるホラーミステリー。中村は、池井戸潤が自身を投影した主人公のミステリ作家・三馬太郎を演じる。
物語は、スランプ気味の太郎が亡き父の故郷、ハヤブサ地区に移住するところから幕を開け、穏やかな田舎暮らしを手に入れたはずの太郎が、地元の消防団に加入したことを機に、連続放火騒動や住民の不審死などの怪事件に次々遭遇。
田舎町という小さな異世界を舞台に、予測不能なストーリーが怒涛(どとう)のように展開されていく。
今回、飯田氏には「ハヤブサ消防団」の撮影現場の様子や制作側だからこそ感じる中村のすごさなどをたっぷりと語ってもらった。
■番組Pからの熱いコメントが到着
――「ハヤブサ消防団」のドラマ制作秘話を教えてください。
もともと池井戸潤さんとは、8年前に金曜ナイトドラマ枠で放送した「民王」(2015年、テレビ朝日系)というコメディー作品でご一緒させていただいていました。
池井戸さんとはさらにその6年前に仕事とは関係なしに、偶然ご飯へ行くタイミングがあり、その際に金曜ナイトドラマ枠の話になり、池井戸さんの方から「僕の作品なら民王が合うと思う」と前向きなお言葉をいただき、「民王」のドラマ化が実現しました。
池井戸さんとご縁ができ、「民王」終わった際には「またご一緒したいです」とお伝えし、池井戸先生もそれ以降、前向きに考えてくれていました。それから月日を重ね、「ハヤブサ消防団」という作品であの日の言葉が実現したという形です。
連載当初から、「ハヤブサ消防団」は面白いと感じていた作品だったので、池井戸さんには「テレビ朝日でやらせてくださいね」と話をさせていただき、去年の単行本発売時にはすでにドラマ化の話は進んでいました。
――中村さんを主演として起用した理由や一番のポイントは?
この物語の主人公・三馬太郎というキャラクターは、原作から漂ってくるイメージとして、ひょうひょうとしたすごく人に好かれる気弱な兄ちゃんという印象でした。都会から来たばかりなのにすぐに田舎に溶け込み、その土地の住人に妙にかわいがられ、もみくちゃにされる太郎の姿が中村さんとかさなりました。
私たちの中で、太郎に対するファーストイメージが中村さんそのものでしたし、年齢は1歳だけ違いますが、「35歳三馬太郎」というキャラクターに中村さんの年齢もぴったりでした。また、中村さん自身エッセイ(「THE やんごとなき雑談」[KADOKAWA])も書かれていて、そのエッセイ自体も本当に面白いです。
本人は「そんなことないよ」と否定されるのですが、中村さんは本当に才能がある方で、作家のような雰囲気があります。そういった多くの点が太郎と重なり、オファーしました。
――制作側から見た座長や俳優としての中村さんはどのような印象なのでしょうか?
一言で表すのであれば軽やかです。いい意味で全然力が入っていないです。肩の力が抜けているので、その分、楽しんでお芝居をされています。
連続ドラマの主演は、どんな方であっても大抵は重くなっていきます。その理由として、放送が開始すると、すぐにドラマのよしあしや視聴率の高い低いなどを含めた(周囲からの)評価にさらされることが、昔に比べるとすごく増えることがあげられます。
また、これは本当によくないなとは思うのですが、連続ドラマでは台本が最後までできていないところからスタートし、さらに台本の進みが遅くなってしまう現象に必ず陥ってしまいます。
こういったことがあると、俳優というのはもともと繊細な生き物であるがゆえに、わりとピリピリとし始める方が多いのですが、中村さんはピリピリすることもなく、いつも楽しそうに過ごしていますし、いい意味で余裕を持っています。
――お話だけでもその姿が想像できます。
中村さんは本当にめちゃめちゃ賢いですし、プロデューサーだといっても過言ではないのです。脚本のことも分かるし、もちろん芝居のことも分かっています。さらに、スタッフの動きをはじめ、撮影現場の全てを見ているので、目先のことにとらわれてしまうような視野狭窄(きょうさく)に陥ることがありません。
だからこそ、こちら側が恥ずかしくなってしまうこともあります(笑)。すべてが見えている中村さんは、制作側が至らない点もすぐに気が付いてしまいます。そういった点ではすごく手ごわい相手だなと思っていますが、上司にしたい方です(笑)。
「そこのバミリ(=舞台上で俳優の立ち位置や小道具の場所に目印を付けること)、外れてないよ」と気付くのはいつも中村さんです。全部を全部、拾い上げてこちらに言うわけではないのですが、「あ、この人は現場のこと全部分かっているな…」というのを中村さんから感じています。
「このシーンはこうした方がいいんじゃないの?」ということを提案してくださる時もあるのですが、それは主演の立場から「こうしたい」というのではなくて、全体を見て「こうした方がいい」と思い、提案をしてくださっています。なので、中村さんは、制作側からしたらやはり手ごわい相手です(笑)。
――空間把握能力に長けていらっしゃるのですね。
私よりもずっと年下ですけど、本当にすごいです。何をやっても彼は成功すると思います(笑)。
■番組Pが見た平和すぎる現場の様子
――橋本じゅんさんら消防団メンバーも、中村さんの賢さを称賛していましたが、お会いしたらすぐに分かるほどなのですか?
出会ったらすぐに分かります。梶原(善)さんは、「大した人だな…」と感心されていましたし、口に出す出さないはあると思いますが、皆さんそろって中村さんを尊敬していました(笑)。
何があって今の中村さんになったのかは分かりませんが、それこそ、「ブラッシュアップライフ」(2023年、日本テレビ系)の放送以降、「人生何回目?」という言葉がはやっているかと思うのですが、本当は中村さんの中に人生を何回かやっている人が入っているじゃないかと思う瞬間が多々あります(笑)。そのくらいに人として余裕のある方ですし、いつも楽しそうに現場で過ごしていました。
――制作側から「こんな太郎にしてほしい」という要望をされたりはしたのでしょうか?
中村さんは台本の読み込みが深いですし、こっちの意図を120%感じてくれています。「俺に求められていることってこれでしょ」という把握能力も天才的なので、何も言っていないです。台本を渡しただけで全て理解しているので、中村さんの場合は説明も必要ありません。
言葉には出しませんが、「これがほしいんでしょ?」「これをみんなに見せたいと思ってるんでしょ?飯田さん」ということを全て演技で表現してくださっています。しかも、中村さんの狙いとわれわれの狙いにはズレはなく、解釈に関しても完全一致なので、毎度本当にすごい人だなと感動しています。
――中村さんをはじめ、素晴らしいキャストが集結したことでドラマに大きな反響が集まっていると思います。この反響についてどうお考えですか?
ドラマが始まったばかりの時は、ドキドキしていました(笑)。テレビ朝日の木曜夜9時と言えば、数字を取る安定の枠であり、安定したサスペンスをやっている枠でもあるので、それらの作品に比べたら「ハヤブサ消防団」は異質なことをしているという自覚がありました。
池井戸さんの原作がそうであるように、ドラマ前半はかなりのんびりしたお話になっていたと思います。中盤から終わりにかけて、とんでもないお話に進んでいきます。そこまでは、田舎の風俗(=日常生活や習わし、風習など)や、自然の豊かなところの小説家の日常を原作で丁寧に描いているので、その要素をドラマでも落とさずに映像にしてきました。
なので、わりとのどかなサスペンスになっています。ドラマでは、蛍を見に行ったり、原作では「ヘボ(=地蜂の幼虫)取りに行こう」とか、勘介と太郎が虫を捕りに行ったりだとか、そういう描写がすごく多い作品です。
そういった描写はとても捨てがたく、「ハヤブサ消防団」としての味だと思っていました。その一方で、こういった描写をドラマの構成へ積極的に入れることは、すごく勇気が必要でした。
「ハヤブサ消防団」という作品でも、一応事件は起こってその事件を解決するために戦うストーリーにはなっていくのですが、1話完結で何か起きて解決する作品ではないので、いつもの連続ドラマである木曜夜9時枠に繰り広げられていたサスペンスとお客さんのカタルシスの探訪という意味では、少しチャレンジングなドラマになっています。
最初の頃は、ほぼ何も起きていなかったので、「なんも起きていないじゃん!」という人ももちろんいらっしゃいましたが、それでも「ハヤブサ消防団」を見て「いい」「面白いじゃん」と言ってくれた方もたくさんいたのでうれしかったです。ドキドキする中で、初回放送の数字がよくておじさま方もすごく喜んでいましたし、キャッキャッしていました(笑)。
――皆さん、「俺たち地味じゃないかな」と心配されていたと聞きました。
そうなんです(笑)。心配はしていましたが、いざふたを開けたら、数字がよくて、「俺たちコスパいいよね」「二桁も数字取れたし」と喜んでいました!(笑)。
撮影現場でも、おじさま方は公式SNSで上がっている様子のままです。皆さん全員が無邪気であり、近所の男友だちのように常に仲よくつるんでいます(笑)。
昔から共演されているよく見知った顔同士なので、互いに信頼感もありますし、撮影はとにかく楽しそうですし、どんと構えている余裕がありました。誰一人として、役に入り込んで悩んだりしている様子もありませんし、本当に平和な現場です(笑)。
――中村さんと消防団の皆さんによるポスターも話題になりましたよね。
あのポスターは、ゆうちゃみ(古川優奈)さんたちがやっていた消防団PRのポスターをまねさせていただいたものです。「これをまねしてください」とお願いしたら、全力で皆さんポージングしてくださいました。
元ネタのポスターを参考に誰一人恥ずかしがることなく、ノリノリでポージングしてくださいました(笑)。岡部(たかし)さんは特に真剣でポスターのポージングを見て、「こうかな」と言いながらポーズを決めていたのが印象的でした。
キャストの皆さんのおかげで力作になりましたし、視聴者の方やファンの方に話題にしていただいてうれしいです(笑)。
■番組Pも震えた中村らの衝撃シーン
――テレビ朝日で、飯田さんと中村さんと言えば、「ホリデイラブ」(2018年、テレビ朝日系)を想像する方も多いかと思います。
ありがとうございます(笑)。
――中村さんと松本まりかさんとの決別シーンはとても衝撃的でした。
あのシーンも含めお二人のシーンの台本にはもちろん、せりふもト書きもあったのですが、お二人の演技がすご過ぎて、われわれの想像を超え、数々の衝撃的なシーンを自然に生み出していました(笑)。私たちは何度も「とんでもないモンスターたちを生み出してしまった…」と、現場で震えていました…(笑)。
――「ホリデイラブ」に出演されていた時から比べると、「ハヤブサ消防団」に出演されている中村さんに何か変化はありましたか?
さらに大人になった感じがします。「ホリデイラブ」の時から全般見えていることは変わらないですし、その頃から大人であり、余裕もありましたが、強いて言うのであれば、柔らかさが増したかもしれません。
――貴重なお話ありがとうございました。最後に視聴者の方へメッセージをお願いします。
最初はのどかな田舎のサスペンスだったものが、ある話数から全く違うものになってきたと思います。最後まで目の離せない展開が続くので、最終話も楽しんでいただけたらとてもうれしいです。
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