〜 接点なきサポーター 〜
『おや、賢治さん、どちらへうん、ちょっと、そこまで』・・・・別役実
を読んでみました。
読んでいると、やはり面白い。
そして、いつの間にか感動していました。
宮沢賢治という人物は、なんて魅力的なんだろうと思えています。
何にでも一生懸命。
貧困な農民たちの暮らしも、心も、豊かにするために精魂尽くし・・
その一生懸命が、寿命を縮めることになったのでしょうが・・・
さらに、賢治とトシの兄弟愛
トシは、賢治の一番の理解者であることは間違いないでしょうね。
その証が
『銀河鉄道の夜』
宮沢賢治の独特な世界観が不思議な感覚の物語へ誘ってくれます。
そういえば、
昨年だったと思うのですが、舞台『銀河鉄道の夜』を衛星劇場で観ました。
舞台に、木の椅子を並べただけで、汽車の中の様子を表していました。
舞台って、本当に不思議です。
それが汽車の中に見えてくるのですから。
舞台って色んな事があの板の上で表現されて、本当に不思議な空間です。
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『ケンジトシ』を観ることを夢見ながら、
少しでも近付きたいと思う日々です。
#中村倫也#ケンジトシ