〜接点なきサポーター 〜
『狐晴明九尾狩』のことを絶賛評価してくださった、こぐれさんのインスタが
ずーっと脳裏に・・・・
そこで、しつこいですが
文章を小さく分けて
証明??・・しようかなと思いました。
単なる自己満足ですのでお許しください。
*以下はこぐれさんのインスタを引用しています。
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xkogure 劇団新感線を観劇致しました!!
これまで数え切れない作品を観て来た自分でも、全く異質な感想を得たのは初めてかも知れません。
①
それほど、中村倫也君の存在感と、それでいて周りを引き立てる上品さに圧倒されました。
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○周りを引き立てる上品さ〜
分かりやすく、ゆるい言い方なのに
Companyをもり立て、舞台をアピールし〜、
さらに劇団☆新感線のファンもフォローしています。
それが嫌味では無いのが凄いです。
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*以下は制作発表記者会見から
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共演者が決まったときに、これでやるんだなと、ちょっと実感したポイントでもありました。
でー今日
客演の面々等、勿論劇団員の皆様含め
あのー
とっても面白いものになるんじゃないかな。
あと、バランスがいいカンパニーになるんじゃないかなと言う予感がしております。
そして昨日、
本読みやって、
あのー、なんか凄い楽しかったんですね。
色んな妖怪が出てきて、嬉しかったですし〜。
なんか凄い、楽しいものになるんじゃないかなと思っています。
結構、客演の面々
若いメンツが多いんですけど、
あのー
そういう意味で言うと、古くからの
新感線ファンのお客さんも楽しんで頂ける内容になる予感が昨日しました。
なので
これから一日一日、稽古頑張って、
えー、
良いものに作れるよう、やって行きたいなと思います。
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そう!すでに、
制作発表の時から、座長として彼らしく
役割を果たしておりました。
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②
新感線でセンターを取る事は、それ相当の演技力と運動力、そして花が要求されます。ただ、技術的な上手さではなく、全体を引っ張るだけの役者としての覚悟、追い込み方の姿が投影されていないと納得出来ないのです。それほど難しい。
中村くんは、その全てを備え見事にやってのけてくれました!
あっぱれです!!!
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○演技力と運動力、そして花・・・・
ドラマでは見る事が出来ない
圧倒的な声量と言葉のわかりやすさ
それだけではない、
長い台詞なのにそうとは感じさせない
声色の変化と声量のコントロール、そしてイントネーション。
そのひとくくりの台詞の中には多くの高い技術が込められています。
身軽に飛び回り、立ち回りも美しいさ。
プラス所作の美しさが、彼の上品さに繋がるのでしょう。
○全体を引っ張るだけの役者としての覚悟、追い込み方の姿が投影されていないと納得出来ないのです。それほど難しい。
それは稽古の姿も見ていなければ分からないかもしれない。
しかし、舞台上で感じる事は
本当に舞台を愛し楽しんで演じているということ。そして回りとの兼ね合いやバランスを常に頭に入れながら動いているから、トラブルのときも自然に回避出来るのだと思いました。
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③
確かに向井理君の上手さや、存在感、花の多さは、中村くんに匹敵するし、勝る部分もあります。が、実は、その印象を引き出してるのは中村くんの計算された(ずるさでは決してなく)演技力がそれを引き立てたと言えます。
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これも、実は
向井理さんの性格を知っていて、制作発表記者会見のときに、彼はすでに仕掛けていました。
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*以下は制作発表記者会見〜です。
向井くんの
悪役!
ド悪役芝居!
すげー楽しみですね。
あんま、
シュッとしているイメージじゃないですか
。
クールで、無駄なことはしゃべんない〜。
凄い、ド悪役の発声をしてもらいたいですね。
バカメ〜!!
みたいな!
俺、
舞台上でニヤニヤしちゃうかも知れないですね。
おさむっちのそう言うとこ見たら〜
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これだけ読むと、
ふざけて言っているのかな?
みたいな感じかも知れませんが、
実は、向井さんのなかなか熱くならないクールな部分に、火をつけたのでしょうね。
柔らかくホワーっと言ってますけど、
心に残りますね。
こちら側も、
ど、悪役っぷり
期待しますし、
楽しみになりますね。
実際、開幕した当初より
向井さんは回を重ねるごとに、
ド悪役っぷりをハッキしてきました。
手抜きなどしない、
余裕はあっても全力の芝居。
表情の一つ一つ
そしてラストの
毎回、本気で涙を流す
中村倫也さんの本気の舞台に動かされ
変わって来たのでしょう。
俺は皆を引っ張ってるよー!
と言う感じは一つもないのに、
周りをもり立てるから
付いて来てくれるのでしょう。
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④
また、いのうえ演出も、これまでとは全く異なり、役者の技量をわかった上でのあくまで際立った印象を受けました!
全体として、古田新太、橋本じゅんを欠いた新感線がどれほどの物か、多少の不安はあれど、その不安を一掃して見せた中村倫也くんの控え目で確かな存在感は、これまでの新感線とは一線を画す見事な作品へと導いたと言えます。
役者が面白ければ、演出はどこまでもその背景を負う。それを具体化した作品として、今回の公演を評価したいと思います。14000円、決してお安くない観劇料金。けれど、その倍を払っても損のない傑作であると保証致します。千秋楽まで走り切って欲しい。神様が与えてくれた唯一の作品として。
2021年10月3日
新感線/こぐれ修
#劇団新感線公演
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○その不安を一掃して見せた中村倫也くんの控え目で確かな存在感は、これまでの新感線とは一線を画す見事な作品へと導いたと言えます。・・・
この言葉は、嬉しくて感謝しかありません。
この舞台は、私も、最高だと思いましたし、
ただカッコいいだけのヒーローではない、
ちょっと助けてあげたいと思ってしまう愛おしいキャラクターでありながら、
決めるところはカッコ良すぎるくらい決める!
その表情の巧みさと〜
何よりも人間味を出してくれた〜
そこに〜晴明が生きていた。
ある意味、
劇団☆新感線の新しい時代を切り開いたのかもしれませんね。
○役者が面白ければ、演出はどこまでもその背景を負う。それを具体化した作品として、今回の公演を評価したいと思います。14000円、決してお安くない観劇料金。けれど、その倍を払っても損のない傑作であると保証致します。千秋楽まで走り切って欲しい。神様が与えてくれた唯一の作品として。
神様が与えてくれた唯一の作品として〜
そうなんです。
全くそのように感じました。
だからこそ、
リピーターの方もたくさんいらっしゃるのですね。
本当に、面白い舞台です。
最高傑作です。