中村倫也company〜「一年前・『人数の町』インタビュー」

〜接点なきサポーター 〜

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もう、1年経つのだ・・・

確かに『人数の町』は異色の映画だったように思います。

現実の自分を全部捨てたとき〜初めて自分自身の意志を持ち始める。
それまで流されて生きてきた人生が、自分の意志で動き始める〜

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*以下は記事を抜粋引用しました。
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装苑
2020.09.04

押しも押されぬ人気実力派俳優・中村倫也。その勢いは、近年増すばかりだ。2020年6月に公開された映画『水曜日が消えた』では、1人7役に挑戦。テレビドラマ『美食探偵 明智五郎』では超然とした雰囲気のグルメな探偵に扮し、新たな魅力を見せつけた。

作品ごとに新鮮な驚きを提供してくれる中村が次に放つのは、日本では珍しい「ディストピアもの」であり、SF要素もはらんだ映画『人数の町』(9月4日公開)。新たな才能を発掘する目的で新設された「第1回木下グループ新人監督賞」において、応募総数241作品の中から準グランプリに選ばれた注目作だ。





借金取りに追われ、人生を「詰んだ」青年・蒼山(中村)が招待されたのは、奇妙なルールが敷かれた"町"。そこでは、「ネットにレビューを書きこむ」「身分を偽って選挙投票に行く」「店を訪れた客のサクラをする」といった労働と引き換えに、衣食住が保証されていた。ここは楽園なのか、それとも――。CMプランナー・クリエイティブディレクターとして活躍する新鋭・荒木伸二監督が構築した世界観は、設定もビジュアルも斬新。観る者の感性や倫理観を刺激する、新しい世界が広がっている。

異彩を放つ映画の中で、状況に流され続けるフラットな主人公を巧妙に演じた中村。今回のロングインタビューでは、『人数の町』の魅力はもとより、中村の人生観がにじむ役者論、さらには影響を受けた映画や衣装への想いなど、ディープに語ってもらった。


・・・・・・中略・・・・・・・

――先ほど今回は「意識しないを意識する」とおっしゃっていましたが、現在の中村さんの芝居における「考える」のスタンスは?

中村:もちろんたくさん考えますが、現場に入ったらその「自分の考え」は1回捨てないといけない。そのうえで、嗅覚と経験値と感覚と理論を総動員して現場にいる感覚ですね。

例えば演じるうえで、「直感」と「熟考」が対極にあるものだとしたら、それぞれの選択肢は経験を重ねていく中で広がってきました。演技のアプローチをどこでどうチョイスするか......もちろん思った通りにいかないときもあります。ただその結果、現場で起こったことを確かなものとして、信じてあげなくちゃいけないとも思う。

総じて、悩む機会は増えましたね。



褒めてくれる記事が出るたびに本当?って思う(笑)
――できることが増えるからこそ、悩みが増えてしまうんですね。悩ましいですね......。

中村:あと、観てくれる方との"ズレ"も怖いですね。

こういう仕事をしてると、いわゆる世間一般とはやっぱり微妙に物差しが違うと思うんです。生きていくうちにズレていくこともあるだろうし。その誤差が怖いし、気をつけていることでもありますね。

どうしても気を遣ってもらえる立場で、外もあんまり自由に出歩けない特殊な仕事ですが、でも特殊でいちゃダメな気がしているんです。観てくださるお客さんと同じ"生活の感覚"を、ちゃんと持っていたい。

――目線をそろえる......。そこまで考えていらっしゃるのは、凄いです。

中村:結局、ズレたまま脚本を読んじゃうと、僕がやることがなくなってしまいますしね(笑)。

小さなことでいうと、スーパーに行って「えらく長ネギが高いな」と思ったり(笑)、いま野菜が高騰しているなということをちゃんと知ってたり、JRの初乗りはいくらなのか......そういった金銭感覚もそうですね。世の中で起こってることを把握しておく。

自分自身、この2〜3年で環境が変わって、生活自体も変わっているのを実感しているからこそ、その意識が強いです。今の自分の受け止められ方とか立場と違うところのほうが、僕にとっては大事なんですよね。

どうしてもこういう仕事をしていると、神輿に担ぎ上げてもらうことが多いですよね。僕が乗らないと他の方も仕事にならないから乗るんですが、糸の切れた凧になっちゃったら、知らないうちに恥ずかしい人間になっちゃうじゃないですか。

ものづくりをするときに、ちゃんと地面に立っている感覚がないと物事の核がつかめないので、ズレが怖いんです。

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*詳しくはコチラからどうぞ〜

http://soen.tokyo/sp/culture/news/movie200904.html

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