中村倫也company〜「2020・6  +act.   NO 4 」

〜接点なきサポーター 〜
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書き取りは、二日間に渡ってしまいました。

今回は

「美食探偵 明智五郎」についてから

始まります。

この文章を読んで、観たくなりました。

「美食探偵 明智五郎」の

一気・・・映像を流しながら

書き取りいたします。
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ー そして、大反響放送中の
「美食探偵 明智五郎」について。最初は少し型というか、明智のポーズのようなものがあったかなと。



「原作マンガの明智がそうなので、

申し訳程度に入れたりしていたけど、

最近はあまりやってないですね」




 
ー 中村倫也が演じるからには、そうじゃない部分が出てくるだろうと思いながら見始めました。


「うん。それに徹するのは不可能だしね」




ー そういう場合はどうアプローチしていくんですか?


「諦める」



ー え?

「いい意味でね。見ている人の中は、

“なんかだんだん変わってない?“

と思っている人もいるかも。

1話とか見ていると、

自分でも身動きしづらそうだなって

感じた。

それが本当にいい意味で、

“ま、いっか”になってきて」




ー きっかけはあったんですか?


「最初は、“どうすっぺなぁ”と

考えていて。そこから・・・2話、3話くらいかな。自分の中でグルーヴが生まれてきた。無駄な力が抜けてきたというか」




ー 実写にすると、なかなか難しい役柄ですよね。


「そうね。

あと、やっぱり身体に染みつくまで時間のかかる役があって。明智はわりとそう」




ー それは何が邪魔しているんですか?


「マンガのセリフ通りに脚本があったり

するから」




ー なるほど。


「マンガの強みとドラマの強みは

違うから、

その距離は苦労した。

でも、マンガに沿うことは必要な訳で、

それを乗りこなすのに時間はかかったし、

マンガはマンガなんだということも

改めて感じた。

今後自分がやっていく上で、

確実にひとつの指針にはなる

作品だと思う」

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ー だとしたら、先程おっしゃった「諦める」とは?     


「あのですね、

僕が言う“諦める”と世間のみなさんが

考える“諦める”はどうやら

違うみたいです。

感覚として。これ、

最近わかったことなんだけど。

諦めるって、

すんごいいい言葉なんですよ。

だって、出来ないことを知るってこと

だから。

出来ないことをやろうとして、

気づいて、やり方を変えるってこと。

それが僕の“諦める”。

最初に想定した道が無理だと

わかったから、

別の道を開拓したらしっくり

きたっていうね。」




ー 「諦めるな」とよく言われることからも、この言葉自体は後退するイメージでした。

「違います、前進です。

僕にとっては、失敗も前進なので。

失敗しないと成功出来ないし。

だから、ポジティブといったら

ポジティブですよね。

でも、物事を追求するって、

そういうことだと思う」





ー 諦めも失敗も前に進む言葉だとして、中村さんにとって後退を意味する言葉はあるんですか?


「基本的にはない。だって、

生きているだけで進んでいるじゃん

(笑)。

あ、向上心が無くなったら

後退じゃない?」



ー そういう意味の単語を考えればいいのか。


「“怠惰”かねぇ。プロとして、

怠惰になったらダメ」




ー 前進↔怠惰ということですか。

「ははは!そうなのよ。

取材とかでも“諦める”という言葉を

使うと『いやいやいや』って

言われるの。

全然悪い意味で言った

つもりはないのに、

フォローされているぞ俺、って(笑)。

例えば山に登るにもルートを

研究するでしょ。

地図を見ながらここに山道が

あるからこうしようって計画を立てて。

でも、実際に行ってみたら

地図とは違って思いのほか

木が生い茂っていたり、

地図にはないクレーターがあったり。

これじゃ自分の能力と体力と

残りの食糧では無理だなって悟った時、

いったん諦めて引き返すじゃない。

で、改めて地図を見ながら

考え直して、こっちがあるじゃん!

あ、行けた!となる。

それは後退ではない。

物事を始めたり作ったりするときに、

そういうことは日常茶飯事だよね。」

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ー 諦めた先の行動をやめていないから、そういうそういう意味合いになるんでしょうね。


「そうだね。ひとつの選択肢が

減っただけと、いうかね」




ー ゴールデンの連ドラ初主演も話題になって、真ん中に立ってますね。


「そういう意味では、

ちゃんと周りのことも考えながら

やってますよ。

ある瞬間はわがままになって、

ある瞬間は甘えながら。

商業的に色々言われても、

背負いきれないのはわかっているから、

そこはもう、しゃーない。

『頑張るしかないです』

というスタンスで日々過ごしております」

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NO5へ つづく・・・




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