中村倫也company〜「何かが起こりそうな、・・ファーストラヴ」

〜接点なきサポーター 〜

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「ファーストラヴ」

この映画は、

旋風を起こしそう!!

何かが起こりそうな・・

そんなゾクゾクとする映画です。

Uruさんの「無機質」に載せて流れる、大学時代の二人、

見るたびにどうしても、涙が溢れてくるのです。

そんな心を震わせる映画です。


そして、こんな嬉しい記事が出ています。

本当に有難うございます。

以下記事を引用いたします。

どうぞご堪能ください。

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中村倫也の演技が最優秀助演男優賞モノ!演技バトルに見入ってしまう映画『ファーストラヴ』
2/7(日) 11:10

(c)2021「ファーストラヴ」製作委員会
島本理生による直木賞受賞作を、堤幸彦監督が映画化した『ファーストラヴ』。

なぜ、彼女は殺したのか?――ある殺人事件を巡り、容疑者となった女子大生の心の闇に迫るサスペンス・ミステリー。北川景子中村倫也芳根京子らが激しい演技バトルを繰り広げています。


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『ファーストラヴ』
(配給:KADOKAWA)●監督:堤幸彦 ●脚本:浅野妙子 ●原作:島本理生『ファーストラヴ』(文春文庫刊) ●出演:北川景子 中村倫也 芳根京子  窪塚洋介 板尾創路 石田法嗣 清原翔 高岡早紀 木村佳乃  
●2月11日全国ロードショー

【Story】
凶器を手に、血まみれのまま川沿いを歩いていた聖山環菜(芳根京子)が殺人容疑で逮捕される。なぜアナウンサー志望の女子大生が、父親で画家の聖山那雄人(板尾創路)を殺したのか?と世間を騒がせることに。心理学の専門家である真壁由紀(北川景子)は環菜に興味を持ち、本を書くために事件を取材し始める。写真館を営む夫(窪塚洋介)の弟で、事件を担当する弁護士の庵野迦葉(中村倫也)に協力を依頼し、 環菜と面会を重ねる由紀。しかし環菜の供述は二転三転していく。

「動機は、そちらで見つけてください」
由紀(北川景子)vs環菜(芳根京子)による接見シーン。まさに激突!
映画の冒頭、俯瞰のカメラはぐ~っと地上に目線を近づけ、ある建物の玄関へ。丸いレンズを無数にパッチワークしたような飾りガラスを通り抜け、そこに横たわった死体へと行き当たります。

それは何者かに殺害されたらしい男の死体。これって殺人? 犯人を捜す話なの? と思い始めたその直後、凶器であるらしい血のしたたる包丁を手に、ふらふらと歩く女の姿が。

彼女は男の娘で、あっさりと逮捕されます。これはいったい、なにについての物語なのだろう??? 無駄のない、けれどとても洗練されたやり方で観る者を一気に物語の中へ引きずり込む映像に身をゆだねながら、これは……この映画をとても真剣に観ることになるだろう、そんな予感に満ちていく。それが映画『ファーストラヴ』の始まりです。

原作者は島本理生。『ナラタージュ』『Red』と映画化された作品が浮かび、がぜん女たちの心の内にぐ~っと焦点が定まるよう。そこへ北川景子演じる、公認心理師としてメディアでも活躍する真壁由紀が登場します。

由紀には窪塚洋介演じる心優しい夫、我聞がいて、彼は外の世界で華やかに活躍する妻に代わり、手料理をつくって待っているような人。とても幸せそうです。それで中村倫也演じる我聞の弟、庵野迦葉は弁護士で、環菜の事件を担当しています。由紀は庵野とともに環菜の接見へ向かうのです。

「動機はそちらで見つけてください」――芳根京子演じる環菜はそう言い放ちます。朝ドラのヒロインがピッタリ! と思わせる愛くるしい大きな瞳がいつもなら印象的に輝いているのに、ここではその瞳は輝きを失い、すべてがどうでもよくなってしまった、そんな人間の抜け殻のよう。果たして、環菜が父親を殺した動機とはなにか? うひゃー! そそりますよね。

最優秀助演男優賞モノの演技!

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真壁我聞(窪塚洋介)と庵野迦葉(中村倫也)は兄弟。今回の窪塚は、超絶いい人。
この映画は演技も映像も、その表現は驚くほどにハイクオリティです。北川景子は主演の華やかさを身にまとうのはもちろんですが、その完璧に思える美しさをぺろっとはがしたその奥の奥に、危うくゆれる弱い心を内包している由紀を体現します。

ものすごくキレイだからこそ、その崩れ落ちる瞬間を思って、観ているこちらが恐くなるような。そんな女優、なかなかいません。

そんな由紀が追う殺人事件の容疑者である環菜を演じるのは芳根京子です。土屋太鳳と共演した『累-かさね-』でも、彼女が“ただの若くてかわいらしい女優さん”ではないことを見せつけました。

今回もまた、環菜がどう映るか?が映画の成否を決めるほどの大役で、難役です。自分という存在を維持するために心に幾重もの壁をつくる女の子、しかも父親殺害という罪を犯した事実を前に、自分でも呆然としているようにも見えます。

そんな環菜が、由紀との接見を重ねることで突然に“壁”が剥がれて存在の核の部分がむき出しになり、つぎの瞬間、見ている側にとっては訳のわからない感情の奔流が起きて手がつけられなくなる――そんなぎりぎりなシーンの連続を、全身を投じるように演じていきます。

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けれど断トツで圧倒的なのは、



庵野迦葉を演じる中村倫也なのです。

マジでスゴイ。

ブチ切れするシャブ中とか

衝撃のモラハラ夫、

全身脱力した人たらしのモテ男、

切れ者社長と、

演じる役柄の幅はひたすらに広く、

そのどれでもで的確に画面の中に

存在してみせる――それが

中村倫也という俳優です。
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でも別に、

いろんな役が出来てスゴイね!

 みたいな、

ただのカメレオン俳優では

ありません。

ものすごい知的な解釈で、

シーンごとにその役が担うべき

在り方を緻密に計算し、

しかもその計算なんてただの1ミリも

観る者に感じさせず、

でもその計算がなければ絶対に

出来ないはずの表現を、

この一瞬! 

というわずかな隙間へ確実に

ブッこんでいく。


この映画の彼は、

超絶な腕前を誇る凄腕スナイパーの

ようです。

相手の言葉を聞いたときの

わずかな心の揺れ、

相手の表情からその真意を

見抜こうとする射るような目、

本当にそれらを小さな目線の動きや

セリフを言うまでのわずかな間で

正確に表現していくのです。

庵野迦葉の一挙手一投足に、

文字通り目が離せなくなります。


本当にいちいちちょっと、

息をのみました。個人的に、

最優秀助演男優賞モノだと思います。


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演技はそれぞれに熱演レベルです。監督は堤幸彦ですが、そうさせる現場だったのでしょう。堤監督と言えば『ケイゾク』『池袋ウェストゲートパーク』や「TRICK」シリーズ、「SPEC」シリーズと、細かいカットを重ねるスピーディな映像や散りばめられた小さく笑える小ネタの集積が特徴的と言われる作風でした。けれど2005年の『明日の記憶』では、渡辺謙演じる主人公が味わう若年性アルツハイマーの恐怖を主観的な映像で表現して観客に体感させたり、全編モノクロの意欲作『MY HOUSE』を企画から手掛けたり、意欲的にばりばりと新作を手掛けながら監督としての表現を広げてきた人です。

今回も映像が饒舌ではありますが、とても洗練されていて、映像だけで多くを語るようでもあります。もちろん、邪魔になることなく。撮影監督との相性がいいのか、企みがピタリとハマっています。いずれにしても映画監督として、かつてない領域へ足を踏み入れています。

そしてタイトルの“ファーストラヴ”が意味するところ、映画を観終えてそれを想うと、切ない苦しさをも伴います。いろいろな意味で力作と言っていい1本です。

浅見祥子


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