〜接点なきサポーター 〜
説明の記事がほとんどですが、
こんな感想や、
ライブの様子が垣間
見えるような記事は嬉しいです。
トークショーで、
MCを努めていたのですね。
リアルでお会いしたかったです。
ただ、青年Kの矜持は、まだ落とし込めていません。
どうしても残念なことですし、
生きて欲しかったし、
事故死なのに自殺で処理なんて〜
色んなことが、
まだ落とし込めていません。
ただ最期の大丈夫のポーズで、
少しの救いはありますが〜。
事実をもとに?と言う話もあり、
青年Kのことを思うと辛いです。
余計にまだ時間が
掛かりそうです。
ゆっくりとまた何度も、
観ようと思います。
*以下は記事引用しました。
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川田希さん、吉田隆太さんプロデュースユニットのLAUSU vol.1公演を観てきました。
ユニット名のLAUSUとは、USUALを逆さに読んで、非日常、特別なという意味を込めているそうです。(パンフより)
千秋楽を迎えていますので、ネタバレを含みます。ご注意ください。
【あらすじ】
青年Kは会社が倒産して以来、家も仕事もなく、ネットカフェを泊まり歩く生活をしている。
彼はこの5日間の出来事を語り出す。
アルバイトの応募をしにスーパーへ面接にいくと、万引きGメンに、万引き犯が逃げないよう見ていてくれと頼まれる。
彼は三国志のオンラインゲームをやっていて、ゲームの住人とは毎晩のようにやり取りしているが、身寄りも友達なく孤独だ。
彼は万引きGメンの依頼で、その妹の脚本家のお誕生日祝いに派遣されたり。
公園で寝ていたら、女性同士のカップルに喫茶店に連れていかれ、実は片方が腹違いの姉であることがわかったり。
ゲームのオフ会に参加するために、アルバイトをしていたのだ。
オフ会の待ち合わせ場所に向かうと、唯一の女性プレイヤーかこう㌧がいて、意気投合する。
彼女と別れたあと、Kは花を買って、母親に会いに行こうとする。
【感想】
矜持。きょうじ。意味はプライド。
Kはオンラインゲームのプレイヤー名。
本名は、きょうじろう。
パンフによると、不幸に見える人生でも、めくるめく出来事があったんじゃないか、と問いかけるものでした。
実際の事件から、脚本の大森美香さんが想像をふくらませて書いたのかな?と思いました。
この矜持のエピソードとそれを表すポーズがあって。
それがラストシーンで活かされていて、胸が熱くなりました。
舞台上にはシンプルなパネル?と思わせておいて、パネルが窓になったり、くるっと回って部屋になったり。
映像をうつすスクリーンにもなるし。
コンパクトながら美しいセットでした。
場面、場面で挟み込まれるオンラインゲームが不思議な感じでした。
メロディーが美しい静かな音楽も良かった。柏原収史さん作曲だそうです。
青年Kを演じる中村倫也さんが、とても瑞々しく青年を演じていて、素敵でした。
RENTぶりに拝見しましたが、ストレートプレイも上手い役者さんだなぁと。
引きこもりの女子高生、かこう㌧を演じる美山加恋ちゃんが、とても健気で可愛らしくて。
彼女は通り魔に遭ったせいで、他人が怖くなり、外に出られなくなってしまったという。
他の登場人物もそうなんですが、みんな心に傷を抱えていて。現実と上手く向き合えないでいる。
そんな人たちが恐る恐るながらも、他人と関わろうとする姿に共感しました。
一番、面白かったし、心に沁みたのは、脚本家のシーンかな。
脚本の大森美香さんならではのエピソードのような気がして。
Kもここで初めて自分の生い立ちを話すし。ホロリとさせられました。
それから、Kの腹違いの姉を演じる川田希さん。
父の浮気相手の子であるKを疎ましく思っているのに、恋人のせいで関わらなければいけなくて、怒りをぶつけるシーンには胸が痛みました。
このシーンは、川田さんも演じていて、きついそうです。
それから、万引きGメンなどの役で、演出の千葉雅子さんが出演されているのも楽しかったです。
終演後にトークショーがありまして。
中村倫也さん司会で、女優さんがずらり。
ひとり一人きちんと話を振って、まとめていく倫也さんの司会ぶりに感心しました。
でも、虫とか椎茸の裏側とか、暗転が苦手のようですよ。
大村わたるさんを呼んで、楽屋でやってる一発芸を見せてもらったり、コバーケンさんと松本さんも出てきてくれたり、楽しかったです!
LAUSUの次の公演は、眠れない羊の再演。
大好きなメンバーがキャスティングされてないので、ちょっぴり不安ではあるのですが、きっと観に行きます。
LAUSUファンですから。
今後のご活躍を楽しみにしてます!
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#中村倫也#青年Kの矜持