〜接点なきサポーター 〜
「中村倫也」さんのブログから
2018年8月1日
記念すべき〝最初の本〟発売日。
【童】
元服前の男女児。小さい子供。
【詩】
文芸の一つの形態。人間生活・自然観照から得た感動を、一種のリズムをもつ言語形式で表したもの。
心に思うことをのべ、声を長くしてうたうことのできるもの。
わらべうた
【童歌・童唄】
子どもの歌。
昔から子どもたちに歌いつがれて来た歌
子どもたちに歌って聞かせる歌。
だってさ。サンキューグーグル。
いくつになっても童心を忘れず、楽しみながら詩を歌いたい。
それをみんなに届け、手渡し、記憶の中で旋律が続くように、歌い継がれるように。心踊る瞬間に出会えるように。
そんな人間に、役者に、僕はなりたい。
この造語はただのタイトルではなく、生き様の宣言になるような言葉を選んでつけました。
僕らしく、一筋縄ではいかない、めんどくさいタイトル、心底気に入っております。笑
もともと連載ではないプラスアクト×中村倫也の企画が、なんだかんだと、あれよあれよと言う間に5年も続き、まさか一冊の作品群になるとは。しかも沢山の方々に手にとっていただけるとは。物創りの身としてこの上ない幸せです。
しかもまあ〜ずっしりと重量級な本を。笑
完成した本を持って、マネージャーが「百科事典」と呼んでいました。なるほど、この分厚さに15万字という文字数を見れば、確かに中村倫也の解体新書なのかもしれません。
なにはともあれ一歩も外に出たくなくなるような連日の猛暑に、家でゆっくりとそうめんでもすすりながらヒラリハラリとページをめくってください。きっと色んな旅ができるはず。
この作品が、少しでも皆さんの人生の栄養になり、童のような気持ちで明日を迎えられたら、僕は幸せです。
じゃ、シーユー。
彼の文章は、
大好物です