〜接点なきサポーター 〜
「中村倫也」さんを、
ちょい役で贅沢に
使おうとする(私の勝手な見解)
大友監督にどこかで
腹立たしい気持ちもあり、
中々みることが出来なかった、
「影裏」・・福島和哉役
ようやく、
観る気になった。
このようなタイプの映画は、
評価が二分して
しまいがちだろうが・・
「星ガ丘ワンダーランド」も
そうだった
評価が二分していたと思う。
淡々と進んでいく映画は
派手なアクションや、ふんだんに
予算を使って
見栄えの良い映画に比べて、
難しいのかもしれない。
ただ、私は
十分に満喫できた。
この映画は好きだ。
さて、本題の・・
「中村倫也」さんのシーン！！
本当に5分もないのでは？
と思うくらいの出演場面だった。
「中村倫也」さんの役について
以下のような記事があった。
・・・・・・
原作では今野と副島は電話で
会話するのみで、
副島が姿を現すのは
映画オリジナルの
見せ場でもある。
映画公開後、
中村の繊細な表情や仕草に
魅了されたファンが多く、
ネット上では「美しい」
「切ない」など感想が
続々寄せられている。
中村は本作への出演が発表
された際に
「綾野さんの呼吸を感じながら、
大友監督の眼差しを頼りに、
人間関係の生暖かい
歪みが垣間見えるように
慎重に演じました。
伸び伸びとした切なさを、
作品の中に残せていたら
嬉しいです」
とコメントを寄せていた。
・・・・・・・・・・
実際に、
私も映画を観て驚いてしまった。
今回は、オカマの役？
とちょっと、
ピエロてき
存在なのではないかと
不満に思っていたのだが、
私の先入観は、良い意味で
１００％覆された！！！
嫌らしさがない
エロティックでもない
わざとらしさもない
大げさでもない
そこには、
一人の女性が映っていた・・
溢れるような思いを秘めて、
消して迫るでもなく、
感情をぶつけるでも無く、
上品さが漂う・・
仕草、所作の一つ一つが
美しかった。
そこには、紛れもなく
魅力的な女性か存在していた。
観終わっても、
あの、
わずかなじかんのシーンが
心に残った。
今まで、ブログを書きながら、
涙が溢れて来るのはなぜだろう。
報われない、
彼女への思いなのか〜
