中村倫也company〜
〜接点なきサポーター 〜
「水曜日が消えた」その後②
僕は、
火曜日の僕！
皆で、初めての「海外旅行」
を提案したんだ。
金曜日が興味を持ってくれた・・
はずだった・・
僕は、水曜日に頼んだ！
気に入った国の
ガイドブックを
図書館から借りてきて！
目を覚ましたら、
5〜6冊のガイド本が、
僕の机の上においてあった。
でも・・・・
その本の上に、
金曜日からのメッセージ(フセン)
「ちょっと待って！僕たち、
飛行機は無理かも。
気圧が・・」
・・・・
(水曜日)
なんだよ！
気圧！？？
っていうか、
なんで皆 無視なんだ！！
協力したくないの？
・・・・
(水曜日)
火曜日！
ちょっと待てよ。
初めての挑戦なんだ、
焦らず、考えよう！
先ずは、普通以上の運動には、
耐えられていることは
俺が証明しているわけだ！
ただ、気圧と酸素・・
訓練でなんとかなるのか？
先生に相談してみるか・・
・・・・
(木曜日)
身近なことでも、
題材はいくらでもある。
リスクを犯してまで、
なぜ遠くに行く？
(土曜日)
反応無し
(日曜日)
・・・・🐠
(月曜日)
ザワザワしてんな〜！
ちょっと待てよ！
じっくりいこうぜ！！
先生に相談するのは
ちょっと待て！
アイツらの
また研究材料に
されそうだからな！
・・・・・・・・
(火曜日)
僕は、フセンには書かなかった。
一ノ瀬が来た。
「どうした？ 何かあった？」
(火曜日)
「一ノ瀬に言ったって、どうにもならないからいいよ！
どうせ、僕たちはモンスターなんだ！」
・・・・・・
一ノ瀬が、
フセンの会話を見つける。
「これか！」
(水曜日)
「いいよ！
もう〜
協力しようって決めても、
どうせ、皆自分の曜日しか
考えてないんだ！」
・・・・・・・
一ノ瀬
「火曜日さあ〜
そういうことじゃないよね。
同居人は大事！！
皆、大事だから〜
簡単に行かないんだよ。」
(火曜日)
「一ノ瀬には、わかんないよ！
僕だけど僕じゃない！
こんな僕！
やりたいことも自由にできな
い！」
(一ノ瀬)
「そうだね。・・・
時間かけて・・・頑張れよ！
協力するからさ」
(火曜日)、
いいよ！もう〜って
言いそうになった。
今までの僕なら
きっと言葉にしていた。
でもやめた！
・・・・・・・・・・・・
海外旅行〜
どうなるの〜かな。
